

墨東病院のリウマチ科は、関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)といった代表的な膠原病の診療から、それらに合併する多彩な疾患まで幅広く経験できる診療科です。
膠原病は全身の多臓器に影響を及ぼすため、腎臓・肺・血液・神経など様々な臓器障害を伴う症例を扱うことも少なくなく、日々の診療の中で膠原病そのものだけでなく、内科医として幅広い視点を養うことができます。
研修医は患者さんのいちばん近くの立場で声を聞き取り、それに対して自分が何をすべきかを考え、指導医の先生と相談しながら日々診療を行っています。
朝と夕方に行われるカンファレンスでは全患者の治療方針をチームで検討します。
研修医も各自の担当患者についてプレゼンテーションを行うため、常に「どう伝えるか」「どの治療を提案するか」を考える習慣が身につきます。
また週に一度程度の勉強会では難渋した症例について議論したり、上級医の先生から丁寧なレクチャーを受ける機会もあります。
上級医の先生はとても親切で、どんなことを聞いても優しく教えてくださる雰囲気があります。一方で病棟での患者管理は研修医自身に任される部分も多く、責任を持って勉強しなければならないという緊張感もあり、学びの密度は非常に高いです。
このように、墨東病院リウマチ科では、膠原病・リウマチ診療の面白さを実感しながら、同時に総合内科的な力も自然に培える環境があります。
疾患そのものの学びに加えて「患者さんに寄り添い、チームで臨床にあたる」という医師としての姿勢を磨くことができ、充実した研修生活が送れると感じています。
膠原病・リウマチの診療に少しでも興味のある方は、ぜひ墨東病院リウマチ科に見学にいらしてください!