特定行為研修SPECIFIC CONDUCT TRAINING

研修記録

2024年度 特定行為研修

2024年5月

いよいよ第2期生がスタートです!

令和6年度 看護師特定行為研修の開講式を、51日(水)に執り行いました。

今年度は、近隣施設から5名の受講生を迎え、第2期生として総勢11名の受講生が研修をスタートします。

牧野人財育成センター長、上野看護部長より、「特定行為の実践だけではなく、チーム医療の中心となってリーダーシップをとっていただきたい」との熱い期待が寄せられました。

当院の特定行為研修は、今年度より新たに「ろう孔管理関連」「創傷管理関連」の2区分を追加し、13区分27行為の習得が可能になりました。

開講式を迎えた受講生の表情には、緊張の中にも研修への意欲が伺え、約1年にわたり講義や実習を進めていきます。

大変な中でも充実した研修になるように、私たち研修担当者もしっかりサポートしていきます!

2024年4月

輝く未来への新たなスタート!~第1回修了式の風景~

看護師特定行為研修 第1期生の修了式を4月17日に執り行い、6名の特定看護師が誕生しました!
当院は、令和5年2月に指定研修機関の認定を受け、4月より研修を開始しました。

特定行為研修は、看護師が手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修です。
修了生は、1年にわたるeラーニング・演習・試験・実習を通して、自己の課題に向き合い多くのことを学びました。

修了証書の授与後、牧野人財育成センター長、上野看護部長より修了生の今後の活躍を期待する言葉が贈られ、修了生からは所属看護師長・スタッフ・指導に携わってくださった院内外の先生方への感謝の気持ちと、これからの活動を見据えた力強い抱負が述べられました。

当院は、院内のみならず地域医療を支えるための専門的な知識や技術を兼ね備えた看護師の育成に、引き続き取り組んでまいります。

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2024年2月

臨地実習③

旧CCUのベテラン西原看護師が臨地実習を受ける姿です。

既に重症系ユニットで経験豊富なため、特定行為もスムーズにこなしてくれています。

同僚達も特定行為に興味津々で、自然と西原看護師の周りに集まり教育にも熱が入っています。

臨地実習④

HCU所属の三石看護師がICUで1週間実習しました。

既に集中ケア認定看護師として病棟では指導的立場にある三石看護師ですが、今回の実習では特定行為を通じて医師の視点や考え方を学ぶことができたようでした。

HCUは忙しい病棟であり、同僚からも大きな期待を背負っています。

臨地実習⑤ 抗菌薬について学ぶ

1月から院内各所で行われている臨地実習も佳境に入っています。

当院の特定行為研修では「感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与」という区分の研修も受講できます。

この区分では、抗菌薬の臨時の投与を行うための基礎を学習します。本日は、感染症科医長である阪本医師から、「グラム染色」を用いた原因菌の推定と抗菌薬の選択についてレクチャーを受けました。

受講する看護師は皆、抗菌薬に関する内容に苦手意識を持っていたため、レクチャーの直後に細菌検査室で実際に顕微鏡を供覧することができたことは大きな収穫でした。

このように、当院の特定行為研修は、各分野の専門家から全面的にバックアップをいただきつつ、進めています。

2024年1月

臨地実習①

1月から特定行為研修第1期生の臨地実習が院内各部署で始まりました。

ICUには研修生が1週間ずつローテートしてきており、特定行為に関して多くの症例に対応していらっしゃいます。院内ではそれだけニーズが多いということになりますが、研修では多くのことを学んでいただき 4月からは各部署で大いに活躍して欲しいと期待しています。

臨地実習②

ICU所属の高橋看護師が臨地実習を受ける姿です。

元々、手先が器用なことは知っていましたが、動脈穿刺・動脈カテーテル挿入を次々とこなしてゆく姿は何とも心強い限りです。

また、人工呼吸器や輸液の調整などについても、なぜ変更するのかをしっかり病態生理から考えて行動する姿勢に、医師達は新鮮な刺激を受ける毎日です。

2023年度 特定行為研修

2023年12月

OSCE(客観的臨床能力試験)

2023年度から始まった墨東特定行為研修もいよいよ佳境を迎え、今週は第1期生7名がOSCE(客観的臨床能力試験)に望みました。

初日は湘南鎌倉総合病院の神尾直先生、2日目は横須賀市立うわまち病院の鶴井亮扶特定看護師、3日目は東京ベイ市川浦安医療センターの則末泰博先生をお招きしてそれぞれ動脈ライン確保、PICCライン挿入、気管チューブ調整を行いました。

当院では既に看護師として経験豊富な研修生達もOSCE中は一様に緊張の面持ちでしたが、学習してきた内容を最後までしっかりと実践することができました。外部講師からも多くの役に立つフィードバックを頂き、充実した3日間となりました。

来年1月からはいよいよベッドサイドでの臨地実習が始まります。引き続き、院内外の皆様からの変わらぬ温かいサポートをどうぞよろしくお願いいたします。