臨床研修RESIDENT

後期臨床研修医 先輩研修医からのメッセージ

柏木 祐俊
後期研修医 循環器科(当院初期研修修了)
私は墨東病院で初期研修を行い、循環器科の後期研修医として墨東病院に残りました。
内科専門医を取るためには多数の内科症例を中心に効率よく症例を経験することが必要ですが、墨東病院の内科研修では循環器科だけでなく腎臓内科や神経内科などの専門外の内科を一年間ローテートします。
さらに市中病院ではみる機会の少ない膠原病や感染症の症例も経験することができ、多数の内科症例を経験することができます。循環器科に進むうえで、内科医として専門以外の知識や経験も得ることができる環境は非常に魅力的に感じました。
また、当院の循環器科はCCUネットを通じて多数の循環器救急患者を対応します。
さらに、術者としてPCIやカテーテルアブレーションを行うことができます。後期3年目には国立循環器病医療センターや榊原記念病院といった循環器に特化したハイボリュームセンターなどでも研修することができ、大変魅力的な環境となっています。
そのような病院で経験を積んだ上級医の先生が多数いらっしゃるため、多角的な視点を持った診療を獲得することができ、また、様々なロールモデルを知ることができる貴重な環境であると考えます。
このような環境で後期研修を行うことで、初期研修とは異なった責任感を得ながら、専門医取得に向けて土台を作りながら進んでいくことができると確信しています。ぜひ、墨東病院でより良い後期研修を送りましょう。
井上 真子
後期研修医 産婦人科(当院初期研修修了)
墨東病院を選んだ理由

初期研修では救急をしっかり身に付けたいと思っていたので、周産期医療センターと救命センターがあり、内科や外科もバランス良く研修できる墨東病院を選びました。

研修を経て学んだこと、良かった点
症例の重さでも、カンファレンスや発表の面でも、ハードな場面があったので、精神的、身体的に成長しました。特に救急の初期対応は体に染み込んでいると感じます。研修医が経験すべき手技の機会は十分にあり、さらに産科では帝王切開の執刀をさせて頂いたりと、実技を含めしっかり指導するという雰囲気がどの科にもありました。
後期研修でも墨東に残った理由
総合周産期医療センター、スーパー母体救命センターとして、合併症妊娠や救急疾患、社会的ハイリスクまで様々な症例が集まり、非常に勉強になります。婦人科では開腹手術の症例が多く、手技に関して手厚い指導を受けられます。また、悪性腫瘍をメインに扱っており、診断から化学療法、終末期まで幅広く学べます。周産期、婦人科腫瘍のサブスペシャリティのプログラムがあること、働き方改革が進んでいることも挙げられます。
最終更新日:2025年03月31日