臨床研修RESIDENT

発表・受賞

2025年度

2025年12月

第95回日本感染症学会西日本地方会学術集会専攻医セッションで優秀賞を受賞しました
K先生(シニアレジデント)が優秀賞を受賞しました

2025年11月28日~30日に行われた第95回日本感染症学会西日本地方会学術集会において、K先生(内科専攻医1年目)が、専攻医セッションで優秀賞を受賞しました。

K先生は、腎臓内科の専攻ですが、感染症科をローテーション中に経験した血球貪食性リンパ組織球症について症例報告(口演)を行いました。他院での初期研修中には、学会発表の機会がなく、今回が初めての院外発表とのことでしたが、落ち着いた発表をしてくれました。症例の内容もさることながら、プレゼンテーションが素晴らしかったと思います。

当科は、感染症専攻医だけでなく、内科系専攻医や研修医の学会発表や論文作成にも力を入れております。専攻医は、経験した症例を学会で発表し、論文化することを目標にしています。研修医は、経験した症例を院内で発表し、さらにブラッシュアップしたものを学会で発表することを目標としています。実際に、今回の学術集会では、研修医も症例報告(口演)を行いました。

こういった活動を通して、診療科で経験症例を振り返り、診療の質を高めていくことが最大の目標です。

2025年7月

ジュニアレジデント合同発表会

ジュニアレジデント合同発表会で優秀賞を受賞しました!当院では毎年、年度の締めくくりに初期研修医による症例発表会を行なっております。
その中で優秀だった発表者が院内の代表として都立病院の合同発表会に進みます。
昨年度(令和6年)の発表では初期研修医2年目(当時)のN先生が代表として膠原病科で経験した症例の発表を行い、見事優秀賞を獲得しました。
N先生おめでとうございます!

2025年3月

日本リウマチ学会関東支部学術集会 優秀演題賞受賞

当科シニアレジデント菅原先生が、先日開催された日本リウマチ学会関東支部学術集会において「抗NXP2抗体陽性皮膚筋炎(NXP2-DM)の多様な臨床像~自験例4症例のまとめ」というタイトルの発表で優秀演題賞を受賞しました。

よくまとめてくれました。おめでとうございます。
昨年日本リウマチ学会学術集会での仲山先生の秀逸ポスター賞、今年日本リウマチ学会学術集会近未来のリウマチ医セッションでの仲村先生の優秀演題賞に続く受賞となります。

2024年度

海外学会 症例発表

当院呼吸器内科の丸田医師が、米国ボストンで行われた米国胸部疾患学会(CHEST)年次総会で症例発表をしてきました。
症例は、ICU研修中に経験したアスペルギルスによる気管気管支炎で肺アスペルギルス症の中では、珍しい臨床像で写真のように気管支鏡所見は特徴的でした。

学会中は、他国の医師とも親交を深められたようで、普段忙しい臨床生活を送りつつも広い世界を知る貴重な経験となったようです。
丸田医師は、本業の呼吸器内科だけではなく、獣医師の職歴もある異色の経歴を持つ先生です。広い視野で今後のますますの活躍が期待されます。
人財育成センターでは、医学知識や技術だけではなく、このような臨床疑問を研究につなげる活動もサポートしてゆきます。

2024年5月

ジュニア研修医の国際発表

先日4月25~26日に開催された韓国集中治療医学会(Korean Society of Critical Care Medicine:KSCCM)へ初期研修医2年目(4月からは後期研修)佐藤医師と集中治療科飯塚医師が参加並びに発表してきました。

ポスター発表は“閉塞性黄疸に伴うアロチノロール遷延から徐脈性の心原性ショックをきたした症例”で、アロチノロールが日本、韓国、中国のみの流通だったため連携施設の明治薬科大学安先生とも相談し、今回の発表へ至りました。

アロチノロールは透析性や代謝経路に関する報告が過去にほとんどなく、今回の発表は一石を投じられたのではないかと思います。
佐藤先生は初めての学会発表(しかも国際学会)でしたが、飯塚先生の手厚いサポートで無事に発表を終えられたようです。

当院では、これからもやる気のある若手の先生方を上級医が全面的にサポートしていきますので、引き続きみなさまからもご支援のほどよろしくお願い致します。

最終更新日:2025年12月11日