特定行為指定研修機関の認定を受け、令和6年度に当院での特定行為研修修了者第1期生が5名誕生します。すでに取得済みの特定看護師をあわせると総勢15名になります。
特定行為の実施は、患者さんへの処置・ケアがタイムリーに提供できるのはもちろんですが、臨床推論能力の高い看護師の実践で、安全かつ質の高いケアのさらなる充実が期待できます。
特定看護師になったみなさん、またこれから目指していこうと考えているみなさんには、以下のことを期待します。
- 医師の働き方改革の一助としてのタスクシフトとともに、臨床現場で働く看護職員たちの知識や判断能力を高めてほしい。
- 多職種カンファレンスでは、医学的知識に看護の視点を交えた特定看護師ならではの意見を積極的に提案し、活発なディスカッションと他の職種との連携推進のリーダーシップを取ってほしい。
- 看護職員が、「憧れる存在」になってほしい。
それぞれの職場で、特定看護師の権限と責任を思う存分発揮できるよう、看護部としてもしっかりサポートしていきます。