令和7年度 移乗・移動研修を開催しました!
リハビリテーション科では毎年、新人看護師やナースエイドを対象に「移乗・移動」に関する研修会を開催しています。患者さんへの移乗・移動介助は、入院生活を支えるうえで非常に重要な技術です。患者さんにとって、ベッド上での移動が安全に行われることで安心できますし、さらに安全に車椅子に移ることができれば、行動範囲は拡大し、様々な経験や刺激を受けることができるようになります。

介助にはさまざまな方法があり、患者さんの体格・体重、運動麻痺の有無、骨折の状況など、一人ひとりの状態に合わせた対応が求められます。そのため研修では、理学療法士・作業療法士が運動学の知識をもとに、介助のポイントをスライドやデモンストレーションを交えて、なるべく分かりやすく説明しました。

運動のポイントを理解することで、患者さんだけでなく、介助者の負担軽減にもつながり、より安全で安心できる移乗が可能になります。講義では「お辞儀をせずに立ち上がる」体験なども取り入れ、重心と支持基底面の関係を実感してもらいました。参加者からは「立ちにくくなるのがよく分かった」といった声が上がり、笑いも交えながら和やかな雰囲気で研修を行うことができました。
また、移乗技術に加えて「車椅子姿勢の見直し」についても提案し、より快適に入院生活を送っていただくためのポイントも共有しました。
今後もリハビリテーションの専門性を患者さんだけでなく職員の皆さんとも共有し、より良い病院づくりに貢献していきたいと考えています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
