放射線科では造影剤による副作用が発生した場合、早期に患者の急変に気付き適切な対応ができることを目的に、年間通して訓練を全員参加で取り組んでいます。令和6年度は、3階CT検査室、MRI検査室、1階ERCT検査室、地下2階放射線治療室で行いました。今回、放射線科医師、看護師以外に救命救急センター医師、専従リスクマネジャーにも参加して頂きました。
訓練時には、科内医療安全担当が作成したシナリオ、役割分担をもとに行っています。


特に、MRI検査における急変時の対応は、まず患者を検査室外に出す必要があります。理由は、検査室内では常時磁場が発生している為、救急処置用の医療器具等を持ち込むと、装置に吸着する事故が発生してしまいます。場合によっては、患者、職員が事故に巻き込まれることになります。当院の装置は患者寝台が着脱式のため、寝台のまま室外へ出た上での対応となり、初期の行動に注意が必要となります。また、「業務連絡1号」時に医師や看護師が参集して来た際、室内に入らないように誘導することも訓練時の注意点として行っています。


検査中に患者が急変した場合、一番そばにいる診療放射線技師がどのようにすべきなのかを考え、速やかに行動できるように訓練を積み重ねることが重要になってきます。今後は、夜間、休日を想定した訓練も企画し、様々なシチュエーションで行動できるように取り組んで行きます。