● 神経疾患:急性脳症の患児を想定し、痙攣の初期対応から頭蓋内圧亢進症状の管理までを学習。
● 呼吸疾患:細気管支炎の患児を想定し、鼻汁吸引から気管挿管に至るまでの流れを学習。
シミュレーションでは受講生の皆さんに積極的に回答いただき、活発なやり取りの中でスムーズに進行することができました。
実習では成人と小児のネーザルハイフローの違いを確認し、小児模型を用いた気管挿管手技も体験していただきました。
小児症例に遭遇した際には、今回の経験を活用していってほしいです。


後半は成人症例を題材に「緩和ケア」をテーマとしたレクチャーを実施しました。
心肺蘇生・脳蘇生に関する機器の説明や神経学的サポートについて学び、さらに Jonsenの4分割法を用いたディスカッションを行いました。
議論は非常に活発で、参加者にとって大きな学びとなる有意義な時間となりました。

また、第10期では第1回から第3回まで、毎回リハビリテーション科スタッフが公開講座生として参加してくださいました。その熱心な学びの姿勢には、私たちも大いに刺激を受けました。
今回は第3回にあたり修了式も行い、医師6名・看護師6名、計12名全員が修了されました。


今後、受講生の皆さんがそれぞれの現場でクリティカルケアのスペシャリストとして活躍されることを心より期待しています。
本セミナーで得た知識と経験を、今後の臨床や学習の場でさらに深め、仲間と共有しながら成長し、次のステップへの原動力となることを願っています。

墨東クリティカルケアセミナーは、集中治療を専門としない医療者(研修医・中堅看護師・理学療法士・臨床工学技士など)を対象に、院内での急変初期対応や重症患者に対する全身管理を学ぶ場です。今回のテーマは小児科領域における集中治療(神経疾患・呼吸疾患)の管理と成人領域の心肺蘇生・脳蘇生、神経学的サポート、急性期の緩和ケアについて行いました。 小児領域のレクチャーから開始しました。